プレゼンテーション共有サービス『Speaker Deck』の使い方
※当記事はSpeaker DeckがGithub運営だった頃の古い記事です。比較のために残してありますので最新版は以下の記事をご参照ください。
Scalaで作ったWebサービス 電子書籍型投稿小説サイト「八雲文庫」
情報共有会にて個人開発したWebサービスについて発表する機会がありましたので、技術者向けに簡単な紹介スライドを作成しました。今回は会でも使用したプレゼンテーションを共有するサービス『Speaker Deck』の使い方についてご説明します。
Speaker Deckとは
Speaker DeckはPDFをアップロードするだけで簡単にWeb上でスライドを共有できるサービスです。運営会社はソフトウェア開発プロジェクト共有サービスの最大手であるGithubです。海外のサービスですので全て英語ですが、機能自体は非常にシンプルですので画面操作についてはほぼ迷うことはないのではないかと思います。類似サービスのSlideshareとは違いスライドの再アップロードが可能ですが、テキスト情報にアクセスすることはできません(過去にアクセシビリティに関する記事を投稿しておいてなんですが)。
Speaker Deckにログインする
右上の「Sign Up」からアカウントを作成しましょう。Githubのアカウントを持っていればすぐにログインすることができます。
スライドをアップロードする
タイトルバー右上の「Upload」からアップロード画面に移動します。
「Select a PDF to Upload」ボタンを押してファイル選択ダイアログからアップロードしたいPDFを選びましょう。ドラッグアンドドロップでもアップロードすることができます。私はスライドはPowerPointで作成し、保存するときに「PDF または XPS」を選択してPDFとして出力したものをアップロードしました。
タイトルを決める
タイトル(Name)と概要(Description)を決めて保存しましょう。「Publish this deck」にチェックを入れなければ公開はされません。
タイトル名がそのままURLになりますので日本語タイトルの場合はローマ字に変換されます。URLにこだわりがある場合は以下のようにスラッシュの後ろにURLにしたい文字列を指定しましょう。
サンプル
https ://speakerdeck.com/yakumobooks/sanpuruサンプル / Sample
https ://speakerdeck.com/yakumobooks/sampleスライドを共有する
投稿したスライドを共有しましょう。右側の「Share」からTwitterやFacebookへの投稿や、ブログなどへの埋め込み用のタグを取得できます。確認が終わったら「Edit this presentation」から「非公開」の状態を「公開」に変更することができます。
スライドを管理する
アカウント名のプルダウンにある「My Decks」で投稿したスライドの一覧を表示できます。「Publish this deck」にチェックを入れなかったものは「非公開(PRIVATE)」として扱われます。
「PRIVATE」のものはURLを入力しても見ることはできません。
いかがでしたでしょうか。PDFをアップロードするだけ、という非常にシンプルなサービスですのでわざわざ使い方を説明するまでもないかもしれませんが、他のサービスと比較されたい方もいらっしゃるかと思いましたので記事にさせていただきました。宣伝となりますが、私が開発しましたブラウザで読める電子書籍型ビュワーを提供している八雲文庫でも現在PDF取り込み機能を鋭意実装中です。管理人のモチベーション維持のためにも是非アカウントの登録をお願いします。