八雲文庫ブログ

組版できる新感覚の小説・画像投稿サイト「八雲文庫」の運営日誌です。

個人でチラシを作るには?4つの方法と実際に作成したチラシを公開!

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3/29 画像を更新しました。 裏面もありますのでとりあえず最後までお読み頂けると幸いです。

運営しているサイトの宣伝のために始めたSNSでの活動とブログの開設が一段落し、さて次は何をしようかと考えあぐねていたところ知人から「チラシでも作ってみたら?」というアドバイスを頂いたのでこの度チラシを作ってみることにしました。

個人でできる宣伝活動は他にも色々あるかと思いますが、『紙1枚に収まるように伝えたいことをドキュメントに纏める』という手法はビジネスの現場でもよく実践しますし、自分のプロダクトのターゲットは誰でユーザーにどのようなメリットをもらたすのかを自分自身が一度きちんと整理すべきだと思っていたのでその点でもチラシ作りが最適だと考えました。

私はデザインもマーケティングも素人同然ですのでご覧の方の参考になるかは分かりませんが、今後もこのブログでは「宣伝したいものはあるけど何をして良いか分からない」という人と同じ目線で調べたことや実践したことを共有させて頂ければと思います。今回はチラシを作るために考えられる選択と、実際に作成したチラシを公開します。

1.無料のテンプレートを使う

raksul.com

印刷通販の大手ラクスルではチラシを作成するための無料のテンプレートを公開しています。ラクスルでは印刷に加えてポスティング新聞折り込みも手配できますので作ったチラシをすぐに配布することができます。新聞は新聞社によってターゲットの年齢/年収をある程度絞れるのでネットよりもより限定した層への訴求が期待できそうです。ただ、新聞は年々購買率が下がっているようなので配布したい地域が既に決まっている場合は早めに始めた方が良いかもしれません。

2.プロに任せる

www.tokion.bz

「下手の考え休むに似たり」とも言いますしお金があるなら無理に素人があれこれ考えるよりもプロにお願いした方が良いでしょう。株式会社トキオンでは追加料金なしでデザインから印刷までのフルパッケージのチラシ作成サービスを提供しています。会社概要の主要取引先を見ますと電通博報堂といった大手広告代理店も利用しているようです。ラクスルと組み合わせてもチラシの作成から配布まで最安で3~4万円で収まるのではないでしょうか。デザインを依頼する相手が必ずしもプロでなくても良いのであればクラウドソーシングでコンペを発注すると安上がりで多くのデザイン案を入手できるかもしれません。

crowdworks.jp

3.モバイルアプリで作る

asobo-design.com

デザインツールの使い方がわからない方やそもそもデザインするためのデスクトップPCをお持ちでない方でも手軽にお手持ちのモバイル端末でチラシが作れます。基本的にテンプレートを選んでテキストを貼り付けていく形式なのでどのアプリでも直感的に作成できそうですが、細部にこだわった図形操作はできないようなのでそれでも良い場合は利用を検討してみてはいかがでしょうか?リンク先ではiOSアプリのみ紹介されていますがAndroidアプリも増えてきているようです。

4.自分で作る

saruwakakun.com

お金をかけられないがちょっと凝ったものを作りたい私は上記サイトを参考にしつつ自分で作成しました。PhotoshopIllustratorは使ったことがないのですがフリーの画像編集ソフト「Gimpで遊んでいたことがあるのでその知識を活用しました。実は八雲文庫内の画像やアイコンのいくつかもGimpで手作りしています。

GIMP - GNU Image Manipulation Program

リンク先のヘッダー内「DOWNLOAD」から各OS別のインストール用実行ファイルを入手できます。アプリ自体は英語ですが、ダウンロードページを下の方にスクロールすると日本語化パッチもありますので併せてダウンロードしましょう。そしてGimpで作ったチラシの表面が当記事最初の画像で、裏面がこちらです。

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プログラミングとは違いデザインには正解がなくあれやこれやと修正を重ねるうちに予想以上に時間がかかってしまいました。デザインのプロの方から見ると突っ込みどころ満載かもしれませんが、個人的には学校祭のポスター作り気分を楽しめましたしそこそこ満足しています(個人の満足感ではなく見る人に伝わるか否かが重要なのですが。。)

Twitterのトップ画像もチラシを元に作り直したのでご興味のある方は御覧ください。トップ画像に最適な 1500ピクセル x 500ピクセル に合うように文字サイズを変更したり組み替えたりしています。ブラウザによって表示がずれるのでトライ&エラーで何度か確認する必要がありました。

twitter.com

チラシというとアナログなイメージがありますがこうしてブログに掲載するだけで電子チラシとしての役目も果たしますし、自分が他の人にプロダクトの説明するときにとりあえず紙を渡すだけで良いのでツールとしての汎用性は非常に高いと思います。リリースを控えた個人開発者の方でまだチラシを作っていない方はチラシ作りを検討してみてはどうでしょうか。

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私はこれまで長いことぼっちエンジニアを貫いてきましたが、今回のチラシ作りを機に今年はネット上の活動と併せて現実でも色々と動いていこうと思います。あと、本当に今更ですがマーケティングの勉強として以下の書籍を読んでいます。

honto.jp